行政書士の勉強時間

「教わる」ことで基礎情報を効率的にインプット!

勉強時間-2(教わる時間と自習の時間)

勉強時間の使い方は、スクールに通学するか、通信講座を利用するか、独学で勉強するかによりもちろん異なります。
「勉強時間」の2つ目のお話として、ここでは2つの話をします。

①通信講座・通学の利用者は、独学よりも勉強時間を短縮できる。
②通信講座・通学の利用者は、「教わる時間」と「自習の時間」の区別を意識することが大切。

①通信講座・通学の利用者は、独学よりも勉強時間を短縮できる。
この理由は複数あります。
ひとつは、通学や通信講座は、「講師に教わる」ことを前提にした学習スタイルだからです。難解な法の解釈や重要ポイントの判断など、独学者なら自分でテキスト読んで自分で判断しなければいけないことを、講師は端的に教えてくれます。
行政書士の試験にかぎらず、初学で勉強する内容はどんなものでもプロに教わる方がずっと頭に入りやすいのです。

もうひとつ、上記の、講師が直接語る内容(主に解説や解釈の仕方といった部分です)は、通信講座や通学用のテキストからは省かれています。通信講座や通学の勉強法は「講師の解説の重要部分をテキストに書き込むスタイル」といったらイメージして頂きやすいかもしれません。

そのため通信講座や通学講座のテキストは、独学(内容の充実した市販書)のそれに比べ、扱う情報量がかなり少なめで済みます。
それで当然ながら、テキストの全体理解に要する時間もずっと短縮できるわけです。

つまり前のページでの、約1年間(800~1000時間)と申し上げたのは、独学者が前提です。とはいえ、この目安はもちろん「独学の場合でも1000時間勉強すれば合格できる」という保証ではありません。
3つの学習スタイルのどれとは言わず、約1年(実質10ヶ月)の期間で、仕事をしながら捻出できる勉強時間は、常識的に考え1000時間がMAXということに過ぎません。

そこで通学や通信講座の利用を想定されている方に、いま一度思い出してほしいことがあります。それは「一発で仕留める決意」のことです。

通学や通信講座なら、「基礎の理解」はより少ない時間で済みます。
この把握は通学の方なら全講義の時間を合計するだけでいいですし、通信講座を利用する方の場合は、教材のDVD講義等を1回清聴する時間をトータルします。

その時間を差し引くことが
②通信講座・通学の利用者は、「教わる時間」と「自習の時間」の区別を意識することが大切、の意味です。

もちろん独学で勉強されるよりはずっと優位な条件はあるわけですが、その上でも「一発で仕留める決意」を大事に、可能なかぎりの時間を自習に費やすようにします。